02月25日のマーケット

2013年02月25日(月)のマーケット情報をまとめました。
日銀人事+TPPで緩和・成長戦略に期待⇒円安・株高・債券高。

経済指標

[株式] 大幅続伸。
TOPIX=980.70。前週末比17.22ポイント(1.8%)高。2年10カ月ぶりの高値。
日経平均株価=11,662円52銭。276円58銭(2.4%)高。4年5カ月ぶりの高値水準。

[為替] 全面安。
USD/JPY=1ドル=93円後半から94円77銭まで急落。2010年5月以来の安値。
EUR/JPY=1ユーロ=125円37銭まで円売りが先行。

[債券] 続伸。
先物3月=前週末比17銭高の144円67銭。
10年物=前週末より2bp低い0.70%。

変動要因

【日銀首脳人事】
安倍晋三首相:次期日銀総裁黒田東彦氏を充てる考え。
・市場:積極的な金融緩和(買いオペ)+リフレ政策を期待。
⇒円は下落。
⇒株価は上昇。資産価格の上昇期待で、不動産株など。
⇒債券は全てのゾーンに買い=価格上昇=利回り低下。

【TPP交渉】
・安倍総裁+オバマ大頭領:22日に共同声明を発表。
・市場:成長戦略に期待。
⇒株価は上昇。景気敏感株が買われた。

つぶやき

シティグループ証券の分析によると、組み合わせ「黒田氏が総裁、岩田(規)氏と中曽氏が副総裁」のインプリケーションは、為替レンジが1ドル=95円−100円、日経平均は1万1700−1万2595円。 今後も円安・株高・債券高のトレンドか。

色々とおめでとうございます、な1日。円安が外貨高であるのと同様に、誰かが幸せになるということは、別の誰かが不幸になっていることの裏返しかもしれませんが、それでも皆様お幸せに。