02月28日のマーケット

2013年02月28日(木)のマーケット情報をまとめました。
EU+米国の不安が後退⇒日銀人事を公式提示⇒円安+株高+債券高。

経済指標

【株式】大幅反発
TOPIX:975.66。前日比21.94ポイント(2.3%)高。
日経平均株価:11,559円36銭。305円39銭(2.7%)高。

【為替】下落
USD/JPY:1ドル=92円67銭。前日終値は91円78銭。
EUR/JPY:1ユーロ=121円83銭。前日は119円95銭。

【債券】続伸
先物価格:145円02銭。前日比3銭高。一時、昨年12月10日以来の高値。
長期金利:0.655%。2.5bp低下。2003年6月26日以来の低水準。

変動要因

【EU懸念の後退】
・イタリア:国債入札は順調。財務は健全。
・EU:ユーロ圏景況感指数が改善。
・市場:EUに対する懸念が後退。リスクオフから元に戻る。
 ⇒為替:ユーロ買い=ユーロ高/円安
 ⇒株式:輸出関連株に買い=株価上昇。

【米統計が改善】
・米国:中古住宅販売成約指数は上昇。
・米国:製造業耐久財受注も大幅上昇。
バーナンキ議長:「金利上昇=債券売り=リスクオン」は経済改善の表れと表明。
 ⇒為替:安全資産の円を売る=ドル高/円安。
 ⇒株式:輸出関連株に買い=株価上昇。

【日銀人事】
・政府:「総裁=黒田氏、副総裁=岩田氏、中曽根氏」の案を正式に提示。
・市場:金融緩和を期待。土地などの資産価格に上昇期待。大量の国債購入に期待。
 ⇒為替:円売り=円安/外貨高。
 ⇒株式:不動産など土地持ち業種に買い=株価上昇。
 ⇒債券:全般的に買い=債券価格上昇=利回り低下。

つぶやき

これ、2日前に私が書いた為替予想が当たってるんじゃないか。