03月01日のマーケット

2013年03月01日(金)のマーケット情報をまとめました。
米財政とイタリア政局について様子見状態⇒安倍政権(経済成長)+日銀人事(金融緩和)に期待⇒株高・債券高。為替の変動は弱い。

経済指標

【株式】続伸
TOPIX:984.33。前日比8.67ポイント(0.9%)高。2年10ヶ月ぶり高値水準。
日経平均株価:11,606円38銭。47円2銭(0.4%)高。

【為替】
USD/JPY:1ドル=92円52銭前後。40-70銭で上下。
EUR/JPY:1ユーロ=120円87銭前後。やや円高

【債券】続伸
先物価格:145円05銭。前日比3銭高。
長期金利:0.65%。前日比1.5bp低下。一時は10年ぶり低水準に。

変動要因

アベノミクス
・安倍総裁:施政方針演説。
・市場:企業業績回復+脱デフレに期待。
 ⇒株式:内需関連株に買い=株価上昇。

【日銀人事】
・政府:4−5日に候補者の所信聴取と質疑。
・市場:金融緩和+脱デフレに期待。
 ⇒債券:緩和で購入需要=債券買い=価格上昇=利回り低下。
 ⇒株式:金利低下で不動産など買い=株価上昇。

※市場:株高に連動して円売り+様子見で円買い。
※年金基金など:株高⇒株を売却⇒国債を購入⇒さらに債券高・利回り低下。

【米国財政】
・米国:歳出強制削減の動議を否決。
・市場:協議の難航を予想。米国株の様子見。
 ⇒株式:石油関連株などは安い=上値が抑えられる。

【イタリア政局】
・市場:今後の見通しが不透明。
・市場:過度のリスクオフは解消。様子見。
 ⇒為替:ややユーロ売り=円高へ。

つぶやき

いまチェックしたところ、日本時間で3/2の0時からドル円が急落してる。米指標が好調だと発表されたのが要因。完璧に3日前の予想が当たってますねー。そして債券無双。