03月11日のマーケット
2013年03月11日(月)のマーケット情報をまとめました。
米雇用改善+日銀の緩和期待⇒円安+株高。
債券は調整売り+様子見⇒価格下落=利回り上昇。
経済指標
【株式】続伸
TOPIX:1039.98。前週末比19.48ポイント(1.9%)高。
日経平均株価:1万2349円5銭。同65円43銭(0.5%)高。09年来の8連騰。
【為替】円安
USD/JPY:1ドル=96円10銭前後。3年7カ月ぶり安値圏。
EUR/JPY:1ユーロ=125円前後。前週末に一時126円手前まで進行。
変動要因
【国際経済】
・米国:雇用統計の改善を発表。市場予想を大きく上回る。
・市場:世界景気の好転を期待⇒リスク選好。
⇒為替:ドル買い=ドル高/円安。
⇒株式:輸出関連株、資源関連株に買い=株価上昇。
【金融政策】
・黒田氏:所信聴取にて2%インフレの実現に言及。
・市場:金融緩和(債券買い+円売り)を期待⇒将来の債券高(利回り低下)を期待。
・米国:景気回復で緩和の出口が見え始める。
⇒株式:低金利恩恵業種(金融、不動産)に買い=株価上昇。
⇒為替:円売り=円安/ドル高。
【国債】
・市場:追加緩和への期待⇒債券が買われ過ぎ状態⇒調整売り。
・市場:先週の入札で予想外の結果⇒現在は5年+20年債入札を控える⇒様子見。
・市場:金融緩和で将来の債券高を期待⇒金利が上がるタイミングで目押し買い。
⇒債券:総合して価格下落=利回り上昇。
※フィッチがイタリア国債格付けを「BBB+」に引き下げ⇒一時的に円高に。
<為替トレンド>
・ドル円が95を突破⇒市場は1ドル100円を意識。
・国際経済の好転を期待⇒ファンダメンタルズでも円安の構造。
⇔EU圏の不況+政治リスクは未だに健在。
⇔先週の中国株式下落のような突破的なニュースで一気に売られる可能性あり。
⇒円安トレンド!+リスクで過剰反応?
つぶやき
佐川急便が来なすぎて動くに動けない。