03月22日のマーケット

2013年03月22日(金)のマーケット情報をまとめました。
ロシアのキプロス支援は了承されなかった⇒リスクオフでユーロ安/円高⇒株安。
リスクオフ+日銀の緩和期待⇒債券高=利回り低下。

経済指標

【株式】反落
TOPIX:1038.57。前日比19.53ポイント(1.8%)安。
日経平均株価:1万2338円53銭。297円16銭(2.4%)安。

【為替】円高
USD/JPY:1ドル=95円ちょうど〜94円55銭。前日の終値は95円78銭。
EUR/JPY:1ユーロ=121円89銭〜122円半ば。前日の終値は123円98銭。

【債券】続伸
先物価格:145円73銭。前日比16銭高。過去最高値を更新。
長期金利:0.56%。前日比2bp低下。約10年ぶり低水準。

変動要因

【EU経済】
・ドイツ:3月の製造業景気指数が市場予想に反して悪化。
・EU財政:キプロス(小国)からの波及は心配なし。
・市場:EUによる財政へのバックアップが不十分=リスクオフ。

キプロス
・サリス財務相:ロシアからの金融支援を受けられなかったと発言。
格付け会社S&P:キプロスの長期ソブリン信用格付けを1段階引き下げ。

 ⇒為替:ユーロ売り=ユーロ安/円高ドル円はやや売りが優勢。
 ⇒株式:輸出関連株+素材関連株に売り=株安。これまでの上昇から利確売りも。
 ⇒債券:株価の下落に応じて債券買い=価格上昇=利回り低下。

日本銀行
黒田東彦総裁:就任会見で2%インフレ目標への姿勢を見せる。新情報はなし。
・市場:金融緩和(債券買い)期待は強い。為替や株への影響は海外要因に比べて弱め。
 ⇒債券:より長期に買い=価格上昇=利回り低下。
 

つぶやき

そもそもタイトルとは何だ。