03月25日のマーケット

2013年03月25日(月)のマーケット情報をまとめました。
キプロス問題に目処が立つ⇒懸念後退⇒株高、円安。
金融緩和期待が継続⇒ただし先物/長期は既に低金利⇒超長期に買い債券高。

経済指標

【株式】反発
TOPIX:1047.29。前週末比8.72ポイント(0.8%)高。
日経平均株価:1万2546円46銭。同207円93銭(1.7%)高。

【為替】円安
USD/JPY:1ドル=94円96銭。前週末の94円60銭から円安へ。
EUR/JPY:1ユーロ=123円85銭。前週末の122円付近から円安へ。

【債券】長期は上昇、先物は反落
先物価格:145円67銭。前週末比6銭安。
長期金利:0.56−0.565%で推移。前週末比0.5から1bp低い。

変動要因

アメリカ経済】
・主要各社:ティファニー、ナイキ、マイクロン・テクノロジーなど決算が良好。
・市場:個人消費を中心にして経済状態が改善していると読み取る。米株高。
 ⇒株価:実態経済では上昇基調⇔EU財政でリスク回避の状態。

【EU財政】
キプロス議会:資本規制や銀行整理など9つの法案を可決⇒EU支援を円滑に。
・ECB、欧州委員会IMF:支援パッケージで原則的に合意。
・市場:キプロスがデフォルトとユーロ圏離脱を回避したことを確信。
 ⇒為替:リスクオフ後退でユーロ買い=ユーロ高/円安。
 ⇒株価:輸出関連株に買い=株価上昇。

【資源】
NY原油:懸念の後退⇒原油先物に買い。
・市場;リスクマネーが商品市況に流れると予想。
 ⇒株価:資源関連株に買い=株価上昇。

【日銀】
・日銀新人事:新情報なし。
・市場:追加緩和への期待を維持。
 ⇒株価:金融、不動産などに買い=株価上昇。
 ⇒債券:金利水準の高い超長期に買い=債券高=利回り低下。

先物〜長期債は既に金利が低い状態にあるので回避された。
※イタリアの政治問題に加えて、マクロ経済指標が弱まっているため、ユーロが今後も上昇するとは考えにくい。

つぶやき

ソフトバンクガンホー株購入とか、ああいった題材を扱いたい気持ちもある。