03月27日のマーケット

2013年03月27日(水)のマーケット情報をまとめました。
米景気回復+日銀緩和期待⇒円安+株高+債券高。

経済指標

【株式】反発
TOPIX:1046.47。前日比2.05ポイント(0.2%)高。
日経平均株価:1万2493円79銭。同22円17銭(0.2%)高。

【為替】ほぼ全面安
USD/JPY:1ドル=94円77銭前後で推移。
EUR/JPY:1ユーロ=121円76銭付近。

【債券】続伸
先物価格:145円88銭。前日比9銭高。過去最高値を更新。
長期金利:0.515%。前日比2.5bp下落。10年ぶり低水準。

変動要因

【海外景気】
・米国:住宅価格指数や製造業耐久財受注などの指標が良好。
・市場:米景気回復と判断⇒ダウ工業株30種平均が史上最高値を更新。
 ⇒株式:輸出関連株に買い=株高。

【金融政策】
日経新聞:日銀の追加緩和姿勢と取り組みを報道。
・市場:追加緩和(=債券買い+円売り)に期待。
 ⇒株式:含み益を期待できる不動産や倉庫株に買い=株高。
 ⇒為替:円売り=円安/外貨高。
 ⇒債券:債券買い=価格上昇=利回り低下。

※EU(キプロスとイタリア)、中国(不動産など)のリスクは未だに残っている状態。
 ⇒為替:ユーロ売り=ユーロ安/ドル高。

つぶやき

(昨日の続き)…となると、むしろ書籍や論文の要約を紹介した方がテーマに合致しているのかもしれない。例えば「家庭と学校教育に関する経済学」など。単に生涯賃金と学費を計算するのではなく、人的資本を計算に加えたマクロ的側面と、個々人が教育を受けることの便益(≠金銭的利得)を考慮するミクロ的側面とをどう捉えるか、的なお話。いくつか文献があるからそれをまとめるだけでも十分かもしれない。