04月01日のマーケット

2013年4月1日の市場です。

中国製造業PMI悪化+EU懸念⇒円安。
日銀短観が予想を下回る⇒内需関連株を中心に株安。
入札待ち+高値警戒感+利確売り⇒債券安。

経済指標

【株式】下落
TOPIX:1000.57。前週末比34.14ポイント(3.3%)安。2年ぶり下落率。
日経平均株価:1万2135円2銭。同262円89銭(2.1%)安。

【為替】円安
USD/JPY:1ドル=93円35銭。94円台から円安方向へ。
EUR/JPY:1ユーロ=119円57銭。120円後半から下落。

【債券】横ばい(超長期は債券安)
先物価格:145円46銭。一度下落した後、前週末比横ばい。
長期金利:0.56%。一度上昇(価格下落)した後、同横ばい。

変動要因

【アジア経済】
・中国:製造業PMIが市場予想を下回る。
・市場:新興国/環太平洋の経済にリスク回避の姿勢。
 ⇒為替:オーストラリアドル売り=外貨高。
 ⇒株式:売り=株安。

【EU経済】
・政治:イタリア政局が不安定+キプロス財政問題
・ECB:週末に定例理事会⇒景気悪化から金融緩和(=ユーロ売り)か。
・市場:アジアマネーの逃避先=リスク回避を要望=EUはむしろ懸念対象。
 ⇒為替:ユーロ売り=ユーロ安/円高⇒呼応してドル安/円高

【日本経済】
・日銀:短観(各企業の業績に関するアンケートの結果)は予想を下回る。
・市場:新人事の金融緩和に期待しているので、むしろ今後が重要。
・市場:ただし予想外の好ましい情報が生まれる可能性は低い?
 ⇒株式:内需関連株を中心に売り=株安。

【債券市場】
・入札:明日に長期債入札⇒市場は様子見。
・時期:新年度に入ったことで利確売りのインセンティブ
・市場:高値警戒感。
 ⇒債券:売り優勢=超長期など債券安=利回り上昇。

つぶやき

このつぶやき欄を読んだ人さえ笑顔にできないのに、愛する人を笑顔にできるのか、って話ですよ。