04月02日のマーケット

米指標が予想以下+日銀会合への懸念⇒円高+株安。
入札価格が予想以下⇒債券安。

経済指標

【株式】続落
TOPIX:991.34。前日比9.23ポイント(0.9%)安。
日経平均株価:1万2003円43銭。同131円59銭(1.1%)安。

【為替】円高
USD/JPY:1ドル=92円後半。93円前半からドルが下落。
EUR/JPY:1ユーロ=119円16銭。119円後半から円高へ。

【債券】下落
先物価格:145円36銭。前日比10銭安。
長期金利:0.56%。前日比0.5%上昇。

変動要因

・米国:製造業景況指数が市場予想を下回る⇒米実態経済への期待(↓)
・日銀会合:金融緩和に強い姿勢⇒これまでの市場期待(大)⇒実際に取れる手段は限定的=期待を下回る懸念=円買いシナリオを想定可能。
 ⇒為替:円買い+ドル売り=円高
 ⇒株式:輸出関連企業を中心に売り=株安。利確売りも多い様子。

・入札:10年債の入札価格が予想を下回る。
 ⇒債券:売りが優勢=債券安。緩和期待と前日の下落の反動で超長期は買い。

※米経済指標がこれまでほど良くない+これからの季節は冬に比べて良い数字が出にくい⇒実態経済は徐々に回復しているものの、金融市場ではリスク回避の誘因になりうる。EUやアジア圏の不調も続くので、円高・株安のトレンドに動きやすいかも。

つぶやき

よく「自分の芯を作りなさい」って言うけど、「ボールペンかよw」と思う。インクが滲んでしまう不良品は、商品価値はないかもだけど、そこから生まれる芸術だってあるかもしれないわけですよ。